右側に小さいブレーカーがいっぱい並んでますが、家の中の電気はすべてこの小さいブレーカーのどれかにつながっています。普通のコンセントは3〜4個くらいで1つのブレーカーにつながっていることが多いです。または部屋ごとに照明などと一緒になっていることもあります。
専用回路のコンセントって言うのは、このブレーカーと1対1でつながっていて、他のコンセントや照明などと分けられたもののことです。
エアコン設置スペースの横にコンセントがある場合でもすべて専用回路になっているわけではありません。
もともと法的には専用回路になっていなくても設置できますしメーカーの自主規制がここまで厳しくなったのも数年の話ですから、それ以前は専用回路で設計していないことも多かったのです。4畳とか6畳程度の部屋であれば小型のエアコンでも十分で使う電力を考えれば専用回路でなくても大丈夫でした。
ブレーカーを落としてみます。停電してもいいように各電化製品のスイッチを切って、できればコンセントから抜いておきます。
次にエアコン用コンセントに電気が来ているかわかるようにします。今エアコンが付いている場合はスイッチを入れておきます。なければなにかわかりやすいものをコンセントに挿しておきます。ドライヤーや電気スタンドなどいきなり停電しても壊れる心配がなく動作がわかりやすいものにします。
ブレーカーの目星が付いていれば、まずはそれを落としてみます。なければ端から順番に落としていきます。するとどのブレーカーを落とした時にエアコン用コンセントの電気が切れるかわかります。
ブレーカーが特定できたら次は専用回路になっているか確認します。
エアコン用コンセントにつながっているブレーカーを切って他のブレーカーをすべて入れます。この状態でエアコン用コンセント以外に停電しているところがないかを確認して停電しているところがなければ専用回路です。
他に停電しているところがあればエアコン用コンセントとその停電しているところがつながっているはずなので残念ながら専用回路ではないということになりますね。
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